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2007/07/28  3:24 pm

チャンプ・カー・ワールド・シリーズ 第9戦 サンノゼ[初日]フォト&レポート


<US-RACING>


セッション終了直前の劇的な大逆転で、サンノゼ・グランプリ初日のポール・ポジションを奪取した3年連続チャンピオンのセバスチャン・ブルデイ。前戦エドモントンで4戦ぶりに優勝し、20点差をつけてポイント・リーダーへ返り咲いたブルデイにとって、このサンノゼは2年連続でポール・トゥ・ウインを飾っている得意のコースのはずだった。だが、今朝から抱えていたブレーキの問題により、セッション序盤でまさかのコース・オフ。幸いレッド・フラッグが振られることはなく、マシンにもダメージはなかったものの、何度かコース・オフしたため1回目のアタックは無駄に終わった。この時点で最下位のブルデイは、2回目のアタックでなんとしてもタイムを出さなくてならないのだが、今度は渋滞につかまる。思うようにタイム・アップできないままセッション終了が近づいた14周目、ようやくクリア・ラップが取れたブルデイは、ここぞとばかりに猛然とダッシュ。トップのウイルソンを一気にコンマ2秒以上も上回る49秒509を記録し、たった1周で見事に初日のポール・ポジションを奪い取ってみせた。「最初のアタックはコース上に入るより、エスケープ・ゾーンにいるほうが多かったね。ブレーキに問題があったのはわかっていたけど、予選までに修復する時間がなかったんだ。2回目のアタックはとにかくクリア・ラップを見つけようとしていた。最後にチャンスがめぐってきて、幸いブレーキの問題も出なかった。今朝からずっと良くなかったから、この結果はとても嬉しいよ」とほっとした様子のブルデイ。3年連続のポール・ポジションをゲットできるか、勢いづく3年連続チャンピオンに注目が集まる。



予選終了直前までポール・ポジションの位置を守っていたジャスティン・ウイルソンは、結局2位に終わった。ダッシュボードが機能しないトラブルに見舞われ、ブルデイと同じく厳しい予選を強いられていたウイルソンだったが、この日最初に50秒台の壁を破ってトップに立つと、49秒747までタイムを縮めて予選を優位に戦う。ところが、セッション終了直前、ブルデイのスーパーラップで先行を許すと形勢逆転。なんとか最後のアタックのチャンスを得ることが出来たものの、タイム・アップはかなわず、2位のまま予選が終了した。「1回目のアタックでダッシュボードが何も動かなくなって、どのくらいのラップ・タイムで走れているのかわからなかったよ。2回目のアタックでは、マシンを全然変更していないのに、感触が悪くなって、バンプを乗り越えるときにかなりはねてしまっていたね。タイム・アップできなくてストレスが溜まったよ」と悔しがるウイルソン。前戦2位となったエドモントン同様、今日も後一歩の速さがなりなかった。



前戦はステアリングのトラブルでレースを失い、チャンピオンシップでブルデイに大きく溝を開けられてしまったウィル・パワーだが、今週末はスピードを取り戻して3位に入った。今朝のプラクティスからトップ・タイムをマークし、好調をアピールしていたパワーは、予選に入ってからもセッション終盤までウイルソンとポール・ポジションを争う。結局ウイルソンを上回ることが出来ず、最後にはブルデイにまで先を越されたのは誤算となったが、きっちり3位につけ、明日の予選で巻き返しを狙う。「ここは雨の心配がないから、僕にとって今日は1位になるかクラッシュするかのどちらかしかなかったんだ。明日はコースに出たらポールを狙いに行くよ。もしセバスチャンがポールでも、フロント・ローからスタートできるはずさ」と自信を見せるパワー。チャンピオンシップを考えると、明日は是が非でもブルデイの前に出たいところだろう。



デイル・コイン・レーシングのブルーノ・ジュンケイラはアレックス・タグリアーニと同タイムで並び、セカンド・ベストのタイムがタグリアーニを上回っていたことで、ジュンケイラが4位に入った。今シーズン序盤は戦闘力の低いチームと、新しいシャシーにてこずり、苦しいレースが続いていたが、経験豊富なベテランは我慢強くチームを盛りたて続けた。その成果が第7戦のトロントから現れ始め、いまやトップ5が定位置となりつつある。「マシンのパフォーマンスにはとても満足しているよ。今朝は5番手で、予選では4位に入ったんだ。マシンはドライブするのが少し難しいけど、かなり速いんだよ。明日はトップ3に割っては入れるかもね」と喜ぶジュンケイラ。若手台頭が著しい今シーズンのなか、速さを取り戻したジュンケイラがシーズン後半戦を盛り上げてくれるに違いない。



またしても代役出場となったマリオ・ドミンゲス。今週は前戦のPKVからチームを変え、トレーニング中に鎖骨を骨折したパシフィック・コースト・モータースポーツ(PCM)のライアン・ディエルのシートに座ることになった。「PCMをドライブできるなんてとても興奮しているよ。チームが僕を信頼してこの決定を下してくれたことに感謝している。ライアンのことは残念に思うよ。彼は今シーズンとても活躍しているからね。早くよくなることを願っているよ」と語ったドミンゲス。今後のレギュラー・シート獲得に向けて、良い結果が欲しいところだが、初めてのチームではなかなか実力が発揮できないのか、今日は14位に終わる。PKVに乗った前回のエドモントンでは不運なトラブルからリタイアを喫してしまったこともあり、今週末は何とか上位でフィニッシュしたい。ところで、ドミンゲスは2シーターF1のドライバーも勤めており、今回もとてもあわただしい週末を過ごすことになった。その2シーターF1、ミナルディF1のブラックからチャンプ・カー・カラーであるオレンジに変更を受けている。



抜けるような青空が広がったサンノゼ。朝のうちは気温が低く、上着が必要なほどだったが、午後になると29度まで上昇した。このサンノゼはカリフォルニアでは北に位置しいており、海が近いからか、この地域では珍しく湿度が高いようで、蒸し暑い一日だった。サンノゼも他のイベント同様、チャンプ・カーをメインに様々なサポート・レースが用意されている。なかでもユニークなのが、古いストックカーを使いまわしてレースを行うヒストリック・ストックカー・レース。本家NASCARでもオーバル・コース以外ではワトキンス・グレンやインフィネオンといったロード・コースでしかレースがなく、ストリート・コースでストックカーが走るのはとても斬新な感じがした。



サンノゼ・グランプリは開幕戦ラスベガスのように、セッションとセッションの合間にコースを横切ってインフィールドへアクセスすることができる。だが、他のストリート・コースより親切だと思ったのは、横断できる場所のゲート開放時間が写真のように判りやすく表示されていることだ。スケジュールを把握していない観客にとっては、闇雲に待つ必要がなくなり、当分開かないと思ったらブリッジを渡ればいいと判断できるが良いところ。僕自身、開催3年目にしてやっとサンノゼに来る事ができたが、このようなアイデアも含め、新たな発見があるかなり新鮮なグランプリだ。



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