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2008/05/14  12:58 pm

チップ・ガナッシ勢が先手を打ったインディ500“ポール・デイ”


 チップ・ガナッシのワンツーという結果に終わったインディ500の予選。どうやら、92回目のレースはガナッシの2台が中心になっていきそうです。

 雨に翻弄され続けている今年のインディ500。このレースに雨はつきもので、毎年プラクティスデイから雨はもちろん、ときにはトルネードが発生するほど、この時期のインディアナポリスの天候は非常に不安定なことでも知られています。各チームともそんなことは百も承知なのでしょうが、それにしても今年は雨が多すぎ。ポールデイまでにプラクティスが満足に走れたのはわずか1日だけ。その前のルーキー・オリエンテーションは2日間いい天候の下行われたので、ルーキーがまったくトラックを走れないという最悪の事態は免れたものの、どう考えても走行時間が少なかったです。ポールデイ当日が快晴となり、無事に行われたのは幸いでした。翌日にはまたも雨となり、予選は結局11番グリッドまでしか決まらなかったですし、少なくとも1日だけでもタイムアタック合戦が見られたのはファンにとっても非常に良かったと思います。



 さて、そのポールデイですが、結果から言ってしまえばスコット・ディクソンがインディで初ポールポジションを獲得し、同僚のダン・ウェルドンが2番手。チップ・ガナッシの2台が1−2という予選になりました。とにかくガナッシの2台のスピードはずば抜けていましたね。ディクソンは2回目のアタックで4周とも226マイル台を叩き出す圧巻の走りで、直前のアタックでトップに躍り出ていたライアン・ブリスコーを逆転。その後、終了間際にウェルドンが再アタックを行うも、合計タイムで0.1795秒及ばず2番手まででしたが、見るからに余裕で226マイル台を叩き出しているように見えました。一方、ブリスコーはディクソンにベスト・スピードを逆転された直後、テレビのインタビューで「かなり限界いっぱいまで攻めた結果があのタイム。このあとどこまで縮められるかわからない」と語っていた通りの結果になってしまいました。昨年のポールシッター、エリオ・カストロネベスが4番グリッドに続いたものの、予選でのマシンのスピードを見る限りではペンスキーの2台はガナッシ勢のスピードに完全についていけてなかったですね。ディクソンは予選前日までのプラクティスでも総合トップのスピードをマーク。悲願のインディ500初制覇に向け、ディクソンがいい流れでここまできていると言えそうです。



 一方、予想外に残念な結果に終わったのがAGR勢。特にマルコ・アンドレッティはポール獲得の期待が掛かっていたのが、終わってみれば7番グリッドに。「予選アタック時のトラックコンディションが変わっていて、午前中のプラクティス走行からマシンのバランスを失ってしまったみたいだ」と語り、急激に変化した予選のコンディションにチームがセットアップを決められなかったのが原因のようです。何せ、マルコは予選日朝のプラクティス走行でこの週末最速となる、唯一228マイル台に突入させるスーパーラップを叩き出していたのですから、マルコがポール最右翼と見られていたのです。しかし、結果は残念なものになりました。それはダニカも同様で、「もっとスピードがあるはずだったんだけど……」とコメント。最初のアタックではトップ・スピードをマークし、今年のポールデイを大いに盛り上げたダニカでしたが、結果は5番グリッドに終わってしまいます。どちらもポール争いができるだけのスピードがあっただけに、何とも悔やまれる予選結果となってしまいました。



 注目の武藤英紀は9番グリッドを確保し、見事トップ10入り。1回目のアタック後に車載カメラのバッテリーが入っておらず、スピードが無効になってしまうアクシデントがあり、2回目のアタックにプレッシャーが掛かることになってしまったものの、そんな状況も難なくクリアしたあたりは、並みのルーキーではありません。100%の予選アタックができたかといえば「?」かもしれませんが、ルーキーの武藤にとってポールデイでの目標は、まずは予選11番グリッド以内を確保すること。そうすれば、その後少しでも決勝用のマシンセットアップに集中することができるからです。結果的には、ルーキー最速ともなり、まずは最初の難関をクリアしたと言えそうです。



 トップ11の顔ぶれを見ると、ビッグ3チームの8台は予想通り全車入り。残りの3台はビィトール・メイラ、エド・カーペンター、そしてトーマス・シェクターと、こちらもまずは順当とみて良さそうです。中でも武藤を上回る8番手に入ったメイラは調子が良さそうでしたね。シーズン開幕前のセブリングで、「パンサーは1台体制のシーズンの方がなぜだか調子がいいんだよね」と言っていたのを思い出してしまいました。まさにその通りになっているんですから、不思議なものです。一方、惜しくもトップ11入りを逃したものの、最後までポールデイを盛り上げてくれたのがグラハム・レイホール。チャンプカー組という不利に加えて、自身もインディ初走行という中、12番手につけたのは驚異的と言えます。ニューマン・ハース・ラニガンは未だバックアップカーがないため、絶対にマシンを壊せないというプレッシャーが掛かる中、これだけの走りを見せたのは、さすがは“超良血”と思ってしまいますね。終了間際に逆転を計るべくアタックに出ようとしましたが、ニュータイヤがもう残っていなかったというチームの“失態”でアタックできなかったときに見せたグラハムの悔しそうな顔を見て、恐るべき19歳だと実感させられました。立場はやや異なりますけど、武藤との“ルーキー対決”にも注目したいです。



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