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2004/04/17  3:50 am

ダン・ウェルドンが初優勝


<HONDA>
4月17日、IndyCarシリーズ第3戦「BRIDGESTONE INDYJAPAN 300MILE」はアメリカを離れ、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(全長1.5マイル)で開催された。週末を通して快晴に恵まれたことも手伝い、決勝には7万6千人ものファンが集まり、インディカーのハイスピード・バトルを楽しんだ。

ダン・ウェルドンが初優勝
Honda Indy V-8が1-2フィニッシュでもてぎ初優勝

HONDA PRESS RELEASE

▽2004年4月17日

決勝日:4月17日(土) サーキット:ツインリンクもてぎ 天候:快晴 気温:24.8℃

4月17日、IndyCarシリーズ第3戦「BRIDGESTONE INDY JAPAN 300MILE」はアメリカを離れ、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(全長1.5マイル)で開催された。週末を通して快晴に恵まれたことも手伝い、決勝には7万6千人ものファンが集まり、インディカーのハイスピード・バトルを楽しんだ。今年で7年目の開催となるツインリンクもてぎでのアメリカン・オーバル・レースは、Honda Indy V-8搭載のダン・ウェルドン(アンドレッティ・グリーン・レーシング/Honda・ダラーラ)がポール・トゥ・ウィンを達成。チームメイトのトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング/Honda・ダラーラ)が1.4454秒差の2位でゴールし、Hondaはもてぎでの初勝利を1-2フィニッシュで飾った。ウェルドンは200周のレースでピットストップの間を除く192周をリードし、カナーンはスタートからゴールまでウェルドンを追う2位を保ち続けた。Honda Indy V-8がライバル勢を寄せ付けないパワーを見せつけて1-2フィニッシュを果たしたのだ。これでHondaは第2戦フェニックスからの2連勝。ポールポジションからスタートしたウェルドンを筆頭に、Honda Indy V-8勢は序盤にトップ7を独占して周回を続けた。その中でも、スタートでトップを守ったウェルドンのスピードは飛び抜けており、ピットストップの間を除いてリーダーの座を保ち続けた。フルコースコーションが3回と少なくハイペースで進んだレースだったが、ウェルドンの速さは最後まで変わらなかった。運や作戦が入り込む余地のないレースともなっていた。ウェルドンの後ろの2位を走っていたのは、彼にとって最も手強いライバルであるチームメイトのカナーン。レースはアンドレッティ・グリーン・レーシングの2人による一騎打ちとなり、ウェルドンがキャリア初勝利のチェッカーフラッグを受けた。第2戦ウィナーのカナーンをもってしても完璧な走りを続けるウェルドンをパスすることはできなかった。開幕2戦で連続して3位に入賞し、今回優勝したウェルドンは、第2戦終了時点でポイントスタンディングのトップに躍り出た。第2戦終了時点でトップだったカナーンは、チームメイトにその座を譲り、ポイント2位につけている。

ルーキーの松浦孝亮(スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング/Honda・Gフォース)は自己ベストの予選4位からトップ5を走り続けたが、88周目のターン1でサム・ホーニッシュJr.(チーム・ペンスキー)と接触。右リアタイヤが空気漏れを起こしたために予定外のピットインを行ってポジションを8位へと落とした。タイヤ交換を行うとハンドリングが悪化していることが発覚したが、それをカバーする走りを続けて8位でゴールした。これで3戦連続となるルーキー最上位フィニッシュ。松浦のポイント・スタンディングは10位に食い込んでいる。

今年初参戦となったロジャー安川(チーム・レイホール/Honda・Gフォース)は、予選13位からスタート。昨日までとは逆になっていた風向きなども関係してハンドリングが万全ではなかった。ピットストップでセッティング変更を繰り返した安川は11位でゴール。今回の出場によって安川は次のIndy500に向け、Gフォース・シャシーへの理解度、チームとのコミュニケーションを深めた。

●ダン・ウェルドン(決勝優勝)
「Hondaのホームレースで自分がキャリア初優勝を飾れるなんて最高だ。まだ勝利の実感はないけれどね。明日ぐらいにならないとそれは感じることができないのかもしれない。今晩はパーティで、トニーやダリオがゆっくりなど絶対させてはくれないからね。僕はHondaのIRL用エンジンの開発に最初から関わって来た。Hondaのレースに対する姿勢、勝利に対する強い意思は自分と同じものだと感じたし、最初から一緒に仕事をして来ているだけに、こうしてもてぎで勝てたことは本当に嬉しい」
●トニー・カナーン(決勝2位)
「今日のダンは完璧なレースをしていた。去年はルーキーだったが、今のダンはタイトルを狙うだけの力を身につけている。Hondaがもてぎでついに初勝利を飾ったことを嬉しく思う。僕自身がこの勝利をプレゼントしたかったが、ダンが勝った。僕らのチームが勝ったのだから満足している。今日は風が走りを難しくしていた。昨日までの2日間とは逆に吹いていて、しかも強く吹いたり弱くなったり安定していなかった」
●バディ・ライス(決勝6位)
「レース序盤のマシンは良かった。ダンとトニーとの間隔を詰めて行くことができた。残念なことに最初のピットストップでメカニカル・トラブルが発生し、その後はエンジンパワーがダウンしてしまった。レース序盤のスピードによって我々のチームが速いことは証明できたと思う。Hondaがもてぎで初優勝できたことを嬉しく思う。自分たちでそれを実現したかったけれど、今回はダンが優勝した。次はIndy500だ。新しい3リッター・エンジンでの戦いになる。今日のマシンはハンドリングが良かったし、Indy500でもいい戦いができると思うので、とても楽しみだ」
●松浦孝亮(決勝8位)
「ホーニッシュJr.と接触があり、終盤のハンドリングが悪くなってしまっていたのが残念です。もう少しいい結果でフィニッシュできていたと思います。アクシデントがあったけれど8位でフィニッシュできたのは良かったと思っています。3戦連続ルーキー・トップでしたが、それよりも今回は初めてトップ集団からスタートして、その中をずっと走れたことが大きな収穫でした。クルマが決まっている時は誰とも遜色なく走れることがわかりました。自分でもレースを通してアグレッシブな走りができたと思いますし、ファンの人がたくさん来てくれたのは嬉しかったです」
●ロジャー安川(決勝11位)
「走行初日は非常に良かったのですが、予選からマシンの仕上がり具合が悪くなってしまいました。レースでのハンドリングもターン3、ターン4でアンダーステアが大きく、フロントウィングの調整で対応していたところ、今度はターン1、ターン2まで悪くなってしまうような苦しいレースでした。それでも、最後の20周ではハンドリングを何とか良くすることができ、Gフォースというシャシーについて多くを学ぶことができました。Hondaエンジンはパワフルだったし、Gフォースのフィーリングも掴めたので、次のIndy500が楽しみです」
●和田康裕 HPD社長
「もてぎで勝つことができて本当に嬉しいです。第2戦フェニックスに続いての連勝という点でも嬉しいですね。今日のアンドレッティ・グリーン・レーシングには「チーム・ウィン」という合言葉がありました。「俺が勝つ」じゃなく、「我々全員で勝ちに行く」という姿勢で戦ってくれました。それがダンとトニーによる1-2フィニッシュに繋がりました。松浦はデビューして3戦目だというのに、トップグループで戦ってくれました。成長が速く、これからが楽しみですね。ドライバー、チームスタッフ、そして開発スタッフのみんなが頑張ってくれたことが今日の勝利に繋がったと思います」
●福井威夫 本田技研工業株式会社 代表取締役社長
「予選結果を見て今日は勝てると感じました。6年間「もてぎ」だけ勝てず、またお客様やファンの皆様から厳しいお言葉を頂いていましたので、それに応えることができ、とても嬉しく思います。これで、次戦のIndy500で勝利する体制が整いました。今日を仕切り直しの日として、これからもずっと勝ち続けていきたいと思います。皆様のご声援ありがとうございました」



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